第16回 産総研人工知能セミナー「人工知能を活用したインフラ健全性のモニタリング」

2017-06-30(金)16:00 - 18:00
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参加費無料

第16回 産総研人工知能セミナー「人工知能を活用したインフラ健全性のモニタリング」

産業技術総合研究所 人工知能研究センターでは、人工知能研究に関する情報交換を目的として、原則として月に一度、外部の方やセンター内研究者を講師とする人工知能セミナーを開催しています。2017年6月は「人工知能を活用したインフラ健全性のモニタリング」を開催します。

基本的にどなたでも無料でご参加いただけますが、事前申込が必要です。人工知能に興味のある方は奮ってご参加ください。多くの方々にご参加いただき活発な議論が行われることを期待しています。

要旨

我が国では、高度成長期に整備した橋梁、トンネルなどの社会インフラが一斉に老朽化し、その維持管理をどうすべきかが喫緊の社会課題となっています。これは大型構造物に 限らず水道管、電柱、などでも同様の課題があります。また発電インフラや産業インフラなど、熟練技術者の確保が難しくなり、従来の労働集約型のメンテナンス方式では限界がみえている領域もあります。このような状況において、「事後対応」から「予防保全」への転換が求められており、大量のセンサデータをモニタリングできる人工知能の活用に大きな期待が寄せられています。

本セミナーでは、この分野で第一線の活躍をされている矢入健久先生(東京大学)をお招きし、機械学習に基づく異常検知手法などを概観いただき、その適用事例についてご講演いただきます。また産総研で行っている最新研究事例についても紹介いたします。

基本情報

  • 名称:
    第16回 産総研人工知能セミナー「人工知能を活用したインフラ健全性のモニタリング」

  • 日時:2017年6月30日(金)16:00 - 18:00

  • 受付時間:15:30 - 17:00 ※ 受付時間外に来られた場合には対応できないことがございます。

  • 場所:東京都江東区青海2-4-7 産総研臨海副都心センター 別館11階 会議室1

  • URL:http://www.aist.go.jp/waterfront/ja/access/

  • 定員:150名

  • 参加費用:無料

  • 主催:産業技術総合研究所人工知能研究センター

  • 連絡先:人工知能セミナー窓口

  • 本セミナーは、国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)による委託事業「次世代人工知能・ ロボット中核技術開発(次世代人工知能分野)」による活動となります。

注意事項

  • 他の方に参加の機会をお譲りするためにも、参加ができないと分かった場合は早めのキャンセルをお願いします。

  • 本名でのご登録をお願いします。

  • 産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。

  • 懇親会の予定はありません。

講師

「学習型打音解析技術の研究開発」は、都合により講師が変更となりました。詳細はプログラムをご確認ください。

  • 矢入 健久(東京大学大学院工学系研究科 准教授)

  • 永見 武司(産業技術総合研究所)

  • 岩田 昌也(産業技術総合研究所)

プログラム

16:00-17:00 「大規模人工システムのためのデータ駆動型異常検知について 」
 矢入 健久(東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻准教授)
概要:
大規模人工システムの健康状態を監視し、異常や非効率な運用を検知する技術は、交通・生産・電力・通信等、われわれの生活を支える様々な分野において極めて重要である。近年、計測・通信技術の進歩によりこれらの人工システムで膨大なセンサデータが取得できるようになり、また、機械学習研究の発展により大量のデータからシステムの挙動をモデル化する様々な手法が普及したことによって、データ駆動型の健康状態監視・異常検知技術への期待と関心が高まっている。
本講演ではこのような状況を踏まえて、データ駆動型異常検知の基本的な考え方、代表的手法、適用事例を紹介するとともに、現状の課題と今後の展望について述べる。

略歴:
1999年東京大学大学院工学系研究科(航空宇宙工学専攻)博士課程終了。博士(工学)。東京大学先端科学技術研究センターおよび大学院工学系研究科先端学際工学専攻の助手、講師、准教授等を経て、2015年より大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻准教授。専門は機械学習およびその航空宇宙分野への応用。特に異常検知、動的システム学習、非線形次元削減などに興味を持つ。2014年から2016年まで人工知能学会理事。

講演の撮影:同僚等との共有可能
講演資料:後日、産総研人工知能センターのウェブページ上に掲載
17:00-17:30 「道路構造物ひび割れ検出サービスの研究開発」
永見 武司(産業技術総合研究所 知能システム研究部門 コンピュータビジョン研究グループ 主任研究員)
概要:
平成26年より、NEDO社会インフラ維持・更新開発事業において道路構造 物ひび割れモニタリングシステムの研究開発に、首都高技術株式会社、東北大学 とともに取り組んでいる。これまでの取組みで、検出精度の高いひび割れ検出技 術を開発し、これをクラウドプラットフォーム上に実装して、点検現場からでも 利用可能なシステムを構築した。本講演ではこの取り組みについて紹介する。 ひび割れ検出には一部にCNNを用いた学習型検出器を開発して用いている。 このための教師データの収集作業やクラウドプラットフォーム上への実装等につ いても触れ、意見交換を行いたい。

略歴:
平成元年、千葉大学教育学部卒。同年、通商産業省工業技術院電子技術総合研究所に入所、知能情報部自然言語研究室に配属。平成13年、独立行政法人産業技術総合研究所に再編。現在、知能システム研究部門コンピュータビジョン研究グループで、画像処理、ヒューマンインタフェースの研究に従事。

講演の撮影:制限なしに可能
講演資料:後日、産総研人工知能センターのウェブページ上に掲載
17:30-18:00 「学習型打音解析技術の研究開発」
岩田 昌也(産業技術総合研究所 人工知能研究センター人工知能応用研究チーム 主任研究員)
概要:
社会インフラの点検では、目視点検と打音検査が一次検査として広く行われており、一次検査で異常が発見されると、その後の経過観察や精密な計測機器による二次検査が行われる。現状では、一次検査は点検員の経験や感覚に依存しているが、高齢化と労働人口の減少に伴い熟練点検員は減少する傾向にあり、点検員の確保が難しいケースも見られるようになってきている。産総研では、SIPインフラ維持管理・更新・マネジメント技術において、既存の打音検査を高度化し、点検員の感覚に頼らずに打音の異常度を機械学習を用いて定量化することでばらつきバラツキやミスを防止する研究開発に取り組んでいる。本講演では、実例をまじえてその最新成果について紹介する。

略歴:
1993年大阪大学大学院工学研究科応用物理学専攻後期課程了.
1993~1994年フランス国立航空宇宙研究所トゥールーズ研究センター客員研究員.
1994年電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所.
現在、人工知能研究センター 人工知能応用研究チーム 主任研究員.

講演の撮影:未発表の内容が含まれるため、講演中の撮影はご遠慮ください。
講演資料:公開予定なし
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